マレーシア、ペナンで開催されたアジア鼻形成学会設立記念シンポジウム

2023年6月4日、マレーシア・ペナンのイースタン&オリエンタルホテルで、第17回東洋美容外科学会(OSAPS)国際大会と鼻形成学会アジア(RSA)発足記念シンポジウムが開催された。

RSAシンポジウムでは、JW Plastic Surgery Koreaの鼻形成専門医であるMan Koon Suh医師が、2018年に韓国ソウルで設立されたRhinoplasty Society Asiaの共同設立者として重要な役割を果たした。RSAは、学術交流を通じてアジアの鼻形成術専門医の技術と知識を向上させ、会員間の情報共有と親睦のためのコミュニティを育成することを目的としている。

第1回RSAシンポジウムは、アジアの鼻形成術のトップスペシャリストが一堂に会し、アジア人の鼻に対する一次鼻形成術と再鼻形成術に関する知識を共有する絶好の機会となった。Suh博士は、最も困難な再手術症例の一つである、上向き鼻の修正に関するプレゼンテーションを行った。彼の講演は、”Tips & Tricks of Contracted Nose Correction “と題され、多くの聴衆を集め、好評を博した。さらにシンポジウムでは、隆鼻術やその他の増大手術に使用される人工真皮であるリプロダームという新素材が紹介された。

鼻形成術学会アジアの第1回シンポジウムは、アジアの鼻形成術の最新技術を交換し、学ぶための貴重なプラットフォームとして機能し、参加者全員の専門知識を豊かにした。このシンポジウムは、アジアにおける美容形成外科のコラボレーションを促進し、さらなる進歩を促す重要なイベントとなった。